Pages

Friday, March 19, 2010

外食で、どんな病気になる?!


 

   ひとり暮らしで仕事をしていたら、仕事が終わった後、家で毎日食事を作るのは大変ですよね。だからどうしても外食やコンビニ弁当頼みに。しかし、外食やコンビニ弁当は一般に味付けが濃いか脂っこく、魚より肉類に偏りやすく、野菜や豆類は不足しがち。つまりカロリー・脂肪・塩分が多く、ビタミンやミネラル、食物繊維は不足することになりがちです。


 塩分のとりすぎは高血圧の原因に、脂肪のとりすぎは動脈硬化を促進させ、高脂血症、糖尿病、高血圧の原因になります。そしてビタミン・ミネラル・食物繊維などを豊富に含む野菜の不足が、これらに拍車をかけることに。


  毎日3食ともこんな食事を続けていたら、栄養バランスは崩れ、疲れやすい、便秘がち、肌が荒れるなどの日々の体調不良だけでなく、肥満、動脈硬化、高血圧、高脂血症、脂肪肝、糖尿病、がんなどの生活習慣病を引き起こすことにもなりかねません。




1.肥満

 

(ひまん、obesity)とは一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言う。体重や体脂肪の増加に伴った症状の有無は問わない。

2003年の世界保健機関(WHO)の報告書では、肥満を増加させる要因として、高カロリー食品、動物性脂肪などに多い飽和脂肪酸、ファーストフード、砂糖の添加されたジュースが挙げられ、反対に肥満を低下させる要因に食物繊維の多い食事や野菜や果物がある[5]。 他には、肥満になる親と同じ食事と同じ生活習慣をさせられた子は、親と同じく肥満になる事が多い。逆に、親の肥満を見て健康体へ強い意志を持ち正常体型の子も居る。


肥満の診断

肥満は概念的には明確なアイディアであり、概ね標準体重より20%以上体重が超過した辺りからを肥満と呼ぶ、とは言えるが、肥満であると医学的に診断するには明確な判定基準が必要である。いろいろな説があるが、最も頻繁に用いられる基準を紹介する。

体重による肥満の診断


現在、成人においては、体重による肥満診断として、BMIが頻繁に用いられている。日本肥満学会基準によると、BMIが、

18.5未満なら低体重

18.5以上25未満なら正常

25以上30未満なら肥満(1度)

30以上35未満なら肥満(2度)

35以上40未満なら肥満(3度)

40以上なら肥満(4度)

である。

世界では、一般に、BMI25以上を過体重(overweight)、30以上を肥満(obesity)と呼んでいる。


健康への影響

肥満は生活習慣病[1]をはじめとして、数多くの疾患のリスクファクター(危険因子)となる。先進諸国では病気の主要原因が肥満によるものとなっている。脂肪沈着は、一般に、皮下脂肪から内臓脂肪へ、更に、脂肪以外の臓器(異所性脂肪)へと進行し、それに伴って合併症の頻度は大きくなる。内臓脂肪だけを特別扱いにするのは誤りである。

肥満の合併症

高脂血症

高コレステロール血症

高中性脂肪血症

高血圧

動脈硬化

虚血性心疾患

脳卒中

閉塞性動脈硬化症

糖尿病インスリン抵抗性の獲得によると考えられている。

体重負担による、変形性関節症

肥満による睡眠時無呼吸症候群

運動が億劫になることによる運動不足。運動不足はあらゆる病気を引き起こす。

内臓器能力低下による体臭の悪化。

皮下脂肪型肥満からなりやすい病気

睡眠時無呼吸症候群

頻尿 夜中にお小水が近くなり何度も起きてトイレに行きやすくなる。特に夜間頻尿。また皮下脂肪型肥満から2型糖尿病になりやすい。

陰毛がわずかにしか生えなくなる無毛症や月経異常や乳房が膨らまなくなったり、女性でも変声がしづらくなるなどのホルモン低下による未熟のままの発育不全になる。小学校5.6年生の女児から皮下脂肪型肥満になると12歳を過ぎても初潮が来なくなったり、卵巣や子宮など未熟のままの幼稚型になったり、10歳過ぎても陰毛が生えてこなくなったり、女児でも変声が出来ずに第一次性徴のままで終わり思春期にも疾患を伴う。

貧血

卵巣がん

乳癌

子宮癌

変形性膝関節症 O脚になりやすい。

不妊症

肝硬変

胸郭に異常が起きやすく鳩胸や漏斗胸を起こしやすくなる。また心不全の原因となる。




出典フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




2.糖尿病

糖尿病(とうにょうびょう、Diabetes Mellitus: DM)は、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高い状態をさす病名である。ひとことに血糖値が高いと言っても、無症状の状態から、著しいのどの渇き・大量の尿を排泄する状態、さらには意識障害、昏睡に至るまで様々であるが、これらをすべてまとめて、血糖値やヘモグロビンA1c値が一定の基準を越えている場合を糖尿病という。糖尿病は高血糖そのものによる症状を起こすこともあるほか、長期的に目、腎臓を含む体中の様々な臓器に重大な傷害を及ぼす可能性があり、糖尿病治療の主な目的はそれら合併症を防ぐことにある。

なお、腎臓での再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。


概要

血液中のブドウ糖濃度(血糖値、血糖)は、様々なホルモン(インスリン、グルカゴン、コルチゾールなど)の働きによって正常では常に一定範囲内に調節されている。いろいろな理由によってこの調節機構が破綻すると、血液中の糖分が異常に増加し、糖尿病になる。糖尿病は大きく1型と2型にわけられるが、これはこの調節機構の破綻の様式の違いを表している。1型糖尿病では膵臓のβ細胞が何らかの理由によって破壊されることで、血糖値を調節するホルモンの一つであるインスリンが枯渇してしまい、高血糖、糖尿病へと至る。一方2型糖尿病では、血中にインスリンは存在するのだが肥満などを原因としてインスリンの働きが悪くなるか、あるいは自己免疫的に破壊された訳ではないが膵臓のβ細胞からのインスリン分泌量が減少し、結果として血糖値の調整がうまくいかず糖尿病となる。その他にも、妊娠糖尿病をはじめとして発症機序の違いに基づくいくつかの病名があって、これらをひとまとめにしている糖尿病は病名というより症候群と言ったほうが適切である。

「糖尿病」の名称は、血糖が高まる結果、尿中に糖が排出されることに由来する。しかし尿中に糖が排出されること自体は大きな問題ではない。1型糖尿病の場合、放置すると容易に急激な高血糖と生命の危険も伴う意識障害を来す糖尿病性ケトアシードシスを引き起こしかねないため、インスリン注射などの積極的な治療により強力に血糖値を下げることが基本的な治療目標となる。一方2型糖尿病においては1型ほど血糖値が上昇することは通常ないが、治療せず長期に放置すると糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの糖尿病慢性期合併症の起こる頻度が多くなるため、生活習慣の是正、経口血糖降下剤やインスリン注射により血糖値をある程度下げることによってこのような合併症を引き起こすことを防ぐことが治療目標である。長期的に落ち着いている1型糖尿病においては、やはり治療目標は2型と同様のものになる。妊娠糖尿病においては、妊婦の高血糖を原因として胎児奇形や妊産婦合併症の頻度が高くなる理由となるので、それを防ぐために血糖値を下げる治療をするのである。


症状

通常糖尿病患者は自覚症状はないと考えることが多い。しかし、よくよく話を聞いてみると、下記に列挙するような手足のしびれや便秘などが実はあるのだが、特別な症状と考えていないことがある。血糖値がかなり高くなってくると、口渇・多飲・多尿という明白な典型的症状が生じる。これらは血糖値が高いということをそのまま反映した症状なので、治療により血糖値が低下するとこれらの症状は収まる。血糖値がさらに高くなると、重篤な糖尿病性昏睡を来たし、意識障害、腹痛などをきたすこともある。いっぽう発症初期の血糖高値のみでこむら返りなどの特異的な神経障害がおこることがある。また発症初期に急激に血糖値が上昇した場合、体重が減少することが多い(血液中に糖分が多い一方、脂肪細胞などは糖分が枯渇した状態になるためである)。

 

出典フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


Kathie

外食の料理は、材料のグラム数やそのカロリーまでを正確に測ることができません。
さらに、外食料理は、エネルギーや塩分がとても多く、栄養のバランスでいえば、糖質、脂質が多く、野菜が少なので、栄養がどうしても偏ってしまいます。
外食は、食事療法を続けていく必要のある糖尿病の方にとって、血糖コントロールを乱す原因にもなります。
だからといって、糖尿病の方が絶対外食をしてはいけないというわけではありません。
いくつかの注意点を守れば、たまになら外食をしても問題ありません。
外食をする注意点については、「外食」のページをご覧ください。



3.高血圧

高血圧(こうけつあつ、Hypertension)とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態である。高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症リスクとなる点で臨床的な意義は大きい。生活習慣病のひとつであり、肥満、高脂血症、糖尿病との合併は「死の四重奏」「syndrome X」「インスリン抵抗性症候群」などと称されていた。これらは現在メタボリックシンドロームと呼ばれる。


定義(診断)

日本高血圧学会では高血圧の基準を以下のように定めている。


分類

収縮期血圧(mmHg)


拡張期血圧(mmHg)

至適血圧

120

かつ

80

正常血圧

130

かつ

85

正常高値血圧

130139

または

8589

(軽症)高血圧

140159

または

9099

(中等症)高血圧

160179

または

100109

(重症)高血圧

≧180

または

≧110

収縮期高血圧

≧140

かつ

90



すなわち、収縮期血圧が140以上または拡張期血圧が90以上に保たれた状態が高血圧であるとされている。しかし、近年の研究では血圧は高ければ高いだけ合併症のリスクが高まるため、収縮期血圧で120未満が生体の血管にとって負担が少ない血圧レベルとされている。

ここで注意すべきは、血圧が高い状態が持続することが問題となるのであり、運動時や緊張した場合などの一過性の高血圧についての言及ではないということである。高血圧の診断基準は数回の測定の平均値を対象としている。運動や精神的な興奮で一過性に血圧が上がるのは生理的な反応であり、これは高血圧の概念とはまた違うものである。

血圧は1日の中でも変動している。そのため、計測する時間帯には正常値の基準を満たしているものの、その他のほとんどの時間帯には高血圧となっている場合がある。これを仮面高血圧と呼ぶ。また降圧剤が処方されている場合でも、その効果が切れている時間帯では安全域を外れている場合もある。この点にも留意する必要がある。逆に、普段は正常血圧なのに診察室で医師が測定すると血圧が上昇して、高血圧と診断されてしまう場合もあり、白衣高血圧とよばれる。


糖尿病患者では起立性低血圧の症例が有るため、座位だけでなく臥位・立位でも測定する。

日本高血圧学会によれば「家庭血圧測定条件設定の指針」で、

ー測定部位:上腕が推奨。手首、指血圧計の使用は避ける。

朝の場合は、起床後1時間以内、排尿後、服薬前、朝食前の安静時、座位12分後に測定。

夜の場合は就床前の安静時、座位12分後に測定。

朝夜の、任意の期間の平均値と標準偏差によって評価。

家庭血圧は135/85 mmHg以上は治療対象、125/75 mmHg未満を正常血圧。

などとしている。


分類呼称について、

従来の分類呼称では、軽症/中等症/重症していたが、「軽症高血圧であってもリスクを層別化した際に高リスクと判定され、重症高血圧と同程度の治療を必要とする可能性が想定されている」事から、軽症をⅠ度/中等症をⅡ度/重症をⅢ度へと『高血圧治療ガイドライン2009』では変更している[1]


原因

高血圧は原因が明らかでない本態性高血圧症とホルモン異常などによって生じる二次性高血圧に分類される。 本態性高血圧の原因は単一ではなく、両親から受け継いだ遺伝的素因が、生まれてから成長し、高齢化するまでの食事、ストレスなどの様々な環境因子によって修飾されて高血圧が発生するとされる。(モザイク説)

動脈硬化症による脳内酸欠:一般的に病院で高血圧と診断される大部分の原因は、上行大動脈の動脈硬化症による脳内酸欠を防ぐため、血圧が上がっている状態のことをいう。

遺伝:両親の一方あるいは両方が高血圧であると高血圧を発症しやすい。

塩分:日本人の高血圧の発生には食塩過剰摂取の関与が強いとされる。日本人の食塩摂取量は1日平均12gであり、欧米人に比べて多い。日本人の食塩嗜好は野菜の漬け物、梅干し、魚の塩漬けなど日本独自の食生活と関連があるが、2004年版に発行された日本の高血圧治療ガイドラインでは16g未満という厳しい減塩を推奨している。食塩(塩化ナトリウム)だけでなく重曹(炭酸水素ナトリウム)などを含む食品および胃腸薬の摂取に対しても注意が必要。

食塩の過剰摂取が高血圧の大きなリスクとなるのは、身体の電解質調節システムに原因がある。細胞外液中でナトリウムをはじめとする電解質の濃度は厳密に保たれており、この調節には腎臓が大きな役割を果たしている。すなわち、濃度が正常より高いと飲水行動が促され、腎では水分の再吸収が促進される。反対に、濃度が低い場合は腎で水分の排泄が進む。


結果として、血中のナトリウムが過剰の場合は、濃度を一定に保つため水分量もそれに相関して保持され、全体として細胞外液量が過剰(ハイパーボレミア:hypervolemia)となるのである。腎のナトリウム排泄能を超えて塩分を摂取している場合、上記のメカニズムで体液量が増加して高血圧を来す。ナトリウム過剰で高血圧をきたしやすい遺伝素因も存在することが確認されている。

ストレスや肥満、飲酒なども高血圧の発症に関与するとされる。

血圧反射機能の障害なども高血圧の発症に関与するとされる。


高血圧の合併症

脳卒中

虚血性心疾患

心肥大、心不全

腎障害

動脈瘤

閉塞性動脈硬化症

眼障害

急性症状

高血圧緊急症

食後低血圧


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』







6 comments:

  1. ああ。。。外食で、たくさん病気になりますね。自分で食事をしたほうがいいですね。

    ReplyDelete
  2. いいさくぶん!ありがとう!
    私輪元気じゃありませんよ、たぶんたべすぎたんだとおもいます。

    ReplyDelete
  3. でも、心配じゃないよ!=)

    ReplyDelete
  4. 外食すると、そんな病気になっちゃうの??怖いだよね!!
    でも、今の市場で健康的な食べ物あると思いますよ。糖尿病や肥満や高血圧になる病気は人の飲食習慣によってある結果と思います。完全な外食するのせいじゃないと思います。

    ReplyDelete